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2007年 11月 18日
イソップ物語の「アリとキリギリス」の結論はアメリカと日本では違うようです。
日本の場合は、すっかり楽をしたキリギリスは冬になって食べ物がなくなり、アリのところへ行き、アリは今度はしっかり働きなさいと言って食べ物を分けてあげるという話です。 ところが、アメリカの場合は、キリギリスは冬になってもアリに食べ物を求めたりしないのです。食べ物を蓄えなかったのは自分が悪いと反省し、今度こそまじめにやるぞと誓うのです。この結論、自己責任の考え方に貫かれています。 さらに驚くべきことに、日本を除く、ほとんど全ての国で、アリは餓死したキリギリスを食べたということになっているのです。 日本人のボクとしては勤勉で思いやりのあるアリさんに好感を持っていたのに、死んだキリギリスを食べてしまうとなるとアリに対する見方が変わります。 これも7つの習慣でいう、「パラダイム転換」ですかね? もっとも、今や日本でも子どもたちの間では、結論は、アリが働きすぎて過労死したことになっているそうです。 「過労死」って言葉は外国でも「karoushi」というくらい日本生まれの言葉になっていますので、これまた日本だけの結論ということになります。
by fm810358
| 2007-11-18 16:31
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