東日本大震災から10ヶ月。
被災地の復興に向け、支援に尽力しているボランティアの話をうかがう機会があった。
印象的だったのは次の3点。
1.支援物資はいまやあふれている。
そのせいで復興に向けできた仮設店舗では物が売れず、かえって支障となっている。
2.内職的に始めた装飾品作りなど手仕事で給料をもらうとすごく喜ぶ。
給料をもらうことをこれほどありがたいと感じたのは久しぶりだと皆さんが言う。
給料をもらうということが当たり前になっていたことにあらためて気付いたと言う。
3.だから今必要な支援は、物資ではなく、被災地の生産物を買ってあげることだ。
とくに2の給料について。その指摘にはハッとさせられた。